Stay in touch

留学を終え日本に帰ってきた羊男が日々を綴りながら世界中のみんなとつながっていられるためのブログ。
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Friday, August 11, 2006

長年考え続けてる問題…

今日はこの前のブログの通りに浅草に行ってきました。


下町の雰囲気を楽しみながら、浅草橋→浅草→上野と歩き回ってきました。

しかし、俺は寝不足気味でテンション低め…(笑)


でもお目当てのプレゼントも見つかり、結構楽しかったです。


写真を何枚かUPしておきます!



                           仲見世商店街



                          おせんべい屋


                     浅草寺の代名詞 「雷門」


                          浅草寺本殿


                          裏路地の一角

などなどです。ん~下町風情ってのはいいもんですね。次ぎ行ったらあんみつ食ってやる。

そして帰ってきてテレビ見てたら、戦争に関してのディベートをやっていて、興味深いから見ていたんだけど、なんというか複雑ですね、歴史認識。特にアジア内での認識の格差は大きい。

その番組はいわゆる「教科書問題」でアジア圏内で共通の教科書を作ったらいいんじゃなかという議題だったんだけど…

議題はともかく、俺が考えたことはですね

例えば歴史認識を、日本と中国、あるいは韓国で是正したとして報われるのは誰でしょうか??例えば日本軍のアジアへの侵攻が侵略だったと国家として認めると、結局利害がもたらされるのは現在の人々であるような気がして。。

むしろ国益になるから侵略とは認めず、国益になりそうだから侵略と主張しているのかな。

つまりどんなに理想的な歴史認識を持ったとしても、あの戦争で命を落としてしまった人は結局報われないんじゃないですかって思ったんです。

だってアノ当時は勝つか負けるかに命をかけるしかなかったのに、特に戦地の兵士さんは国家が何を考えてるかなんて関係なく、日本の兵士も、相手国の兵士も目の前の敵を倒し必死に生き抜くこと以外に選ぶ道はなかったはず。

それが戦争が終わって60年たった今、あの戦争を見直してこんな議論をしていても何の教訓も得られないと思ったのです。

大体第2次世界大戦で日本が侵略戦争をしたと認めたら、まず賠償問題になりますよね。

例えば賠償金を支払うとして、それが実際の遺族に支払われるのは、60年以上もったった今遺族に支払われるのは、どのくらいになるんだろう?

結局これからの国政の上で、その認識が反映されてしまうのみで、実際に戦地へと赴いた人々への保障なんてのはすごく少ないんじゃないかなって。

爆笑問題の太田がすごくいい事を言ってて、

「正義」という名の殺しを許さないことこそが本当の平和をもたらすんだと。

CP9じゃあるまいし…

当時も、現在もそうだけど、「正義」の名のもとの攻撃に命を落とす民間人がいて

人を殺すことで、戦勝国においては英雄になり、戦負国においては戦犯になってる。

少なくともこの理論は世界中において存在している。

だから必要なのは「正義」は人を殺させないという世界共通の認識で、それこそが人類を戦争から遠ざける最も有効な考えだと思います。

だから、戦後60年以上も経った今、あの戦争を戦争に行っていない世代が軽々しく利害を考えた上で議論したり、認識において格差を是正するような教育をすることは間違ってると思う。戦争を体感してなくて、文書でしか見ていない人が歴史の捉え方について議論するのはあまりにも無責任、政治家が引っ張り出してきて政策に転換しようとするのは言語道断。

これからの世代が知らなきゃいけないのは、あの戦争に関する各国においての認識の違いを共有することで、「正義」という名の殺しが存在していた事実であると思う。

人には様々な正義があるからこの考えは矛盾を生むかもしれないけれど、殺しを許す「正義」の認識が結局テロを生み、イラクやアフガニスタン、レバノンでの空爆につながったんだと思う。

もう少し勉強してみなきゃね~

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